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東亜日報6月10日号、顯進様インタビュー記事日本語訳

12 6月

文顯進世界平和財団世界議長兼UCIグループ会長

Donga photo東亜日報インタビュー

 

 

 

 

 

 

現在の統一教は間違っている…南北統一に貢献したい

先月初め、ソウルでインタビューした文顯進世界平和財団(GPF)世界議長兼UCIグループ会長。彼はすべての質問に対して雄弁であった。高校時代、アメリカンフットボールのレギュラーであった彼は、1988年のソウル五輪と1992年のバルセロナ五輪で韓国代表乗馬選手としても活躍した。チェ・ヒョクジュン記者(写真解説)

<4月、故文鮮明統一教総裁の三男文顯進(44)世界平和財団(GPF)世界会長兼UCIグループ会長の広報を担当している代行社から連絡が来た。「開城工団の問題で南北が緊張している状態ではあるが、文会長は統一運動をしながら感じた体験を東亜日報を通じて伝えたい」ということであった。彼は、2008年にワシントンに本部を置き、23カ国に支部を置く非営利の民間団体であるGPFを設立し、「神様の下の人類一家族」というキャッチフレーズを掲げて、国家、宗教、人種間の障壁を崩す超宗教平和運動をしているということがGPF側の説明であった。電気のない国に、環境にやさしい太陽光ランタンを普及し、汚染されたケニアのナイロビ川、ネパールのバグマティ川の復旧事業など、様々な支援活動をしているという>

記者は彼を通して、文総裁死後の統一教の将来についても聞くことができると思った。統一教は4男文國進統一グループ理事長が後を継いだものの電撃解任された後、文総裁夫人である韓鶴子総裁が率いている。國進氏が率いる統一グループは、2兆ウォン規模のソウル汝矣島パークワン開発事業を巡って文会長に対して訴訟を起こしたが、1、2審で敗れ、最高裁判決を待っている。統一財団理事会は、國進氏の解任を決定した3月24日の報道で「文会長を含む取締役7人のほとんどが訴訟で負けた責任を取って辞任した」と発表した。

文会長は、兄2人の死亡により実質的に長男として、10年間、後継者とされてきたが、2008年、解任された後、現在はUCIグループ会長のみを務めている。後継構図から完全に押し出されたように見えたが、最近は広報代行社まで置き、行動範囲を広げているようである。彼とのインタビューは、5月1日、ソウル市内のホテルで2時間ほど行った。彼はすぐにアメリカに戻った為、書面において追加で行われた。約束の場所にはイヤホーンをつけた警備員がいた。

文会長は背が高くて体格が良かった。「韓国語は下手だ。英語の方が楽だ」ということで、GPF関係者が通訳をした。

彼は「韓国人に統一への関心を呼び起こしたい」という言葉をもって話し始めた。「朝鮮半島をめぐる国際情勢が変わってきている。米国内の多くの専門家たちは、以前は、南北の2つの国家体制をいかに維持させるかを考えたが、今は、南北統一が世界平和に有利だと考える雰囲気がある」

「北核問題」周辺国も南北統一に関心

– 米国、中国などの大国が本当に韓半島の統一を望んでいるのか?

「まず、韓半島外交政策を米国が強要したことはないということを知るべきである。米国は常に韓国についた。中国も合理的な人々である。西洋は歴史が短すぎて、5000年の歴史を持つ中国を相手にすることに手をやいている。日本も信じない。中国は日本や米国よりも韓国に対して友好的だと思う」

– 情勢が変わってきている理由は何だと思うのか?

「北朝鮮の核である。核問題に対処し、韓半島の安全を図る道は、結局、南北統一であると考え始めた。イランの核プログラムも、北朝鮮が支援しているではないか。北朝鮮の核問題は、西洋社会のテロとの戦争とも関連がある。東北アジアは世界で最も活気あふれる地域として、世界経済の安定のためにも最も重要な地域である。もしもここで衝突が起きれば、全世界に広がるだろう。 21世紀の世界の安全は、東北アジアの安全が出発だ。この重要な時期に、韓国人は自分達の運命について真剣に考えなければならない」

– 当然みんな真剣に悩んでいる。

「そうではない。韓国内の保守、進歩は皆『国民は統一には関心がない』と心配している。特に若い世代がひどい。ある者は『統一よりも福祉に関心が高いので、これをイシューとして取り上げてはどうか』と勧めた」

この事で彼は、モンゴルを重要な国家として考えるべきだとも提案した。

「6カ国会談という3対3の構図は、常に争うようになっている。モンゴルを七番目の加盟国とする案を考えてみてほしい。モンゴルは、中国、ロシアとの関係も良く、ソビエト連邦に属したこともあり、流血なく共産主義から民主主義に体制を転換した国である。韓国と北朝鮮に大使館があり関係も良い。歴史的には、チンギス•カンに常に同行していた妻が韓国の姫だった」

弘益人間と米国の建国理念は一脈相通づる

– 統一するには、最終的に北朝鮮が変わらなければならないのではないか?

「北朝鮮の状況を、コップに水が半分入った状態と見ることもできるが、半分が空であるとも見ることができる。政治の問題の一つは、あまりにも短期的だということである。韓国の太陽政策は良い結果も得られたが、問題が増えたとも言える。政権を超えた国家的ビジョンがなかったからである。北朝鮮の支配者にも、何かアイデアを与える必要がある。韓国の対北政策が犯した最大のミスは、あまりにも韓国を中心とした政策であったことである」

– この事で根本的な質問をしたいと思う。なぜ統一されなければならないのか?

「韓国人にとって、建国から始まった運命であるからだ。私は歴史を勉強しながら5000年の韓国の歴史にとても感動した。檀君神話と弘益人間の哲学に根ざした韓国人は、天から全人類のために生きる責任が与えられた。リーダーシップの最も重要な部分は、道徳的権威である。人類のために生きるという国家的使命が韓民族に与えられたことは大きな祝福であり、驚異的な道徳的権威の立場である」

コロンビア大学で歴史学を学び、流暢な英語を駆使してなめらかなスーツを着た若い彼の口から“檀君神話”“弘益人間”が飛び出してくるとは意外だった。彼の言葉は続いた。

「米国が世界的に浮上することになった理由は、独立宣言にある人権と自由という建国の原則に根ざしていたからである。しかし、韓民族はすでに5000年前に今日の現代的な人権と基本的自由の概念と本質的に通じる原則と価値を提唱した人々である。弘益人間に根ざした精神的な内容を認識すれば、テロとの戦争に変わってしまった宗教間の対立を解決するDNAを見つけることができる」

「では、統一すれば私達にとって何が良いのか」と記者が再び聞くと、今度は彼がハーバード大学でMBAを勉強したこと連想させる“革新”“創造”といった言葉が飛び出した。

「韓国は、投資や消費者市場の面においてすでに飽和状態である。同じ言語と文化を持っており、歴史的な特性も同じである完全に未開発地域の国が北側にあるということは、純粋にビジネス的な観点だけで見ても、南北両方にメリットが非常に大きい。(統一後は)世界5位に入るのではないだろうか。米国でもアップルの株は下落傾向である。スマートフォンは、現在、サムソンである。韓国人は最高を目指し自立心が強い。日本人は集団を好むが、韓国人は主人になろうとする。企業家精神や革新、創造性に適した性格である。ここに国家的運命という強力な概念を組み合わせたなら、統一によってもたらされる機会と、今後、韓国人が持つことになる特別な位置を一つに結ぶことができるだろう」

– あなたは宗教家なのか?

「精神的な原則と価値の話をすると、伝道とも言えるがそうではない(笑)。ほとんどの人は、宗教人や信仰者は、ただ信仰と呼ばれる領域内でのみ活動すると考えるがそうではない。今まであった重要な社会変革を振り返って見ると、人を感動させるビジョン、原則があった。これが精神的な価値である。北朝鮮の主体思想は哲学ではなく宗教に近い。最近は宗教指導者たちも、自分たちの信仰と信念を擁護することを望む」

– 新しい宗教を作るという意味なのか?

「全然。そんなつもりはない」

– あなたは、企業人でもあるが、霊性を基盤としてお金を稼ぐことも可能である。

「企業活動は利益を通じて価値を創出することである。精神的な活動は生活を豊かにし、意味と目的性を付与する。二つの領域が重なるときもあるが、経験的に見ると、それぞれ固有の目的を持つことが有益である」

– どうしてそれぞれの目的性を守りながら成功できるのか?

「道徳的であり、革新的なリーダーシップを通して最大の価値が創出されると信じている」

彼の答えは具体的というよりは抽象的であり、時にはもどかしさを感じさせた。表情や声に真正性が感じられたが、何か“見せたいものだけ見せる ”という感じを与えた。

統一教会内部対立は、方向に対する考えの違い

記者は話題を統一教に向けた。後継構図の話をしようとしたが、彼は強い拒否感を示した。記者は書面による質問を通じて「兄弟たちとの訴訟や争いなど、統一教内部の問題について言及することを拒否する理由は何なのか」と尋ねた。すると、このような答えが返ってきた。

「統一教内部の対立というのは、目的と方向に関する意見の相違からである。私の兄弟は何人かの悪い指導者の邪悪な目的のために不運にも利用された手先であった。信仰者である私は、このような問題は、時が来れば解決できるだろう考えている」

– 父親はどんな人だったのか?

「自叙伝のタイトルそのままに“平和を愛する世界人”だった。愛国心が深く、人類の為の神様の摂理にあって、韓国人が耐えなければならない特別な役割があると考えられた。特定の宗教や宗派だけの利益を超えて、政治、経済、非政府組織(NGO)、学術、文化、芸術、スポーツ、メディアなど、様々な分野で活動された。そして、韓国の統一と世界平和のために統一教を犠牲にする覚悟ができているとも語られた。亡くなった今、父の驚くべき意味深い生が、偏見と誤解なく正しく理解されることを望む」

「あなたは、統一教員なのか、そうでないのか」という質問に対して、本人に代わりGPF関係者の答えが書かれていた。

「現教権の指導部は、故文総裁の志とは違う道を行こうとしています。これが統一教会分裂の根本的な原因です。文顯進会長は、現指導部の方向には決して同調せず、独自に父が成そうとされた神様を中心とした世界平和実現のための道を歩んでいます」

文会長とのインタビューで記者は、最近、統一教内の分裂は“故文総裁の神聖化に対する立場の違い”という感じを受けた。米国の最高学府を卒業し、西洋の合理性と民主主義的価値を体得した彼が、統一教を改革できるのか?そして、南北統一にどのように具体的に貢献できるのか?という疑問と期待感が生まれた。

ホ・ムンミョン記者

(インターネットの記事アドレスhttp://news.donga.com/Main/3/all/20130610/55743310/1

<記事引用終わり>

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投稿者: : 2013年6月12日 投稿先 未分類

 

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