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UCI裁判 概説

07 1月

UCI裁判 (1)

2013-01-05 03:03:29

愛や誠実といった基本的価値の大切さ、そして、本音と建前という考え方の危険性などを指摘してきているのですが、統一教会は、いつの間にか、本音と建前が随分かけ離れた団体になってしまっていました。

昔、国税庁を舞台にした「マルサの女」という映画がありましたが、「マルサの女2」では、宗教法人を隠れみのにした金儲けがテーマになっていました。

「宗教はウラと表がある」という見方が、根強く日本の社会にあるのでしょう。これは、米国とは随分違います。

統一教会において、おかしな事はいろいろ行われていました。正そうとしましたが、いつの間にか、正しい事を言う人は追い出され、おかしな事が主流になってしまったようです。

人間は、自分の欠点を他人に投影して批判する事が多いようですが、ヨイドに対する訴訟も、UCIに対する訴訟も、「お金を盗んだ!」という非難の背後は、統一教会自体が、「お金が本音」の団体になっていた事だ、と思われます。

つまり、お金に固執しない人は、お金の事で人を非難する事は少ない、逆に、お金に固執した人は、お金に固執しない人をお金の罪を着せて裁く、と見えます。

私自身も、お金に固執しない人ですが、「文顯進理事長にくっ付いて行った人達は、お金に釣られたから」と、統一教会内で言われているのを見た時は、本当にあきれました。

統一教会が「お金が本音になってしまった」と言うと、気分を悪くされる方も多いでしょう。でも、統一教会の起こした訴訟を見ていると、本当になりふり構わない、という印象を受けます。

もう何をしているのか気がついてほしいと、待っている時でもないでしょう。

その訴訟の意味するところをこれから数回を取り上げます。

・・・・・・・・・・・

UCI裁判(2)

2013-01-05 12:07:13

UCI裁判に関連して「ダンベリーを繰り返してはならない」と、裁判に警鐘を鳴らす人達がいました。しかし、恐らく、その意味する所が多くの人達には伝わっていません。

私は、裁判関連の話は、日本語の法律用語と、英語の法律用語がどれほど正確に対応するのかわからないし、小難しい用語を持ち出すのをなるべく避ける事にしているのですが、私も専門家ではないものの、今回は、少し正確に書いたほうが良いと思うので、我慢してください。

UCI裁判がダンベリーを繰り返す事になる可能性が強い理由は、裁判を起こすために、統一教会は、今まで米国政府に対して、何十年と用いてきた立場と主張をひっくり返してしまった事にあります。つまり、「今まで米国政府に言ってきた事はウソでした」と自白したのと同じ立場に、文夫妻と統一教会を追いやってしまう結果を招いたという事です。

何の事でしょうか?多少の説明をしてみます。

まず、UCIの旧名は、Unification Church Internationalでした。Unification Church Internationalは、名前にChurch(教会)は入っていますが、実際の法律上の形態は、宗教法人ではなく、一般非営利団体、つまりNGOでした。

日本でも同じですが、NGOは、NGO独自の目的を持って設立される、独立した存在であり、宗教法人のいう事を聞く立場にはありません。

ところが、宗教法人である統一教会は、独立したNGOであるUCIに対して訴訟を起こすために、「実は、UCIは完全に独立したNGOではなくて、文先生がTrustとして、統一教会の為に設立したものだった」という主張を、今回の訴訟でしたのです。

Trustの翻訳が「信託」で正しいのかどうか、わかりませんが、大雑把に言えば、Trustとは設立者(文先生)が(統一教会を支援するという)目的を与えた財産、という事です。統一教会は、「UCIがTrustだ」と主張する事で、「UCIは設立者(文先生)と財産の受益者(統一教会)のいう事を聞かなければならない」と主張しようとしたのです。

UCIがTrustだ、などという話を聞いたのは、統一教会員達には初耳だったでしょうが、「初耳だ」と思うのは、統一教会員達でけではありません。米国政府と米国税務局にとっても初耳になるのです。

Trustを設立した人も、Trust財産の受益者も、毎年の税務署への申告で、Trustの存在を報告しなければならない義務があります。つまり、もしUCIがTrustなら、文先生も、統一教会も、Trustの存在を毎年、税務局に申告していなければなりませんでした。

しかし、そんな申告がされているはずがありません。「UCIはTrustだ」などというのは、誰にとっても初耳なのですから。つまり、UCI裁判における統一教会の主張が正しいという事になれば、虚偽申告だった、という事になります。

文先生は他界されましたが、毎年の税務署への申告は、夫婦、あるいは家族の共同申告(Joint Return)をしていたとすると、文夫人に責任が及ぶ事になります。

米国において虚偽申告の罪は深刻です。米国で税務申告に署名をする時、「虚偽の場合は、国家に対して偽証したという罪の罰を受ける((under the penalty of perjury)」という前提が法律上、くっ付いています。米国の国会などで、承認として招かれた人が、手をあげて宣誓する時に深刻になるのは、ウソを言えば偽証罪(perjury)の重い罰を受ける事を覚悟するように宣誓させられるからです。米国で税務申告に署名をする時も、自動的にunder the penalty of perjury、と法律で決まっているのです。つまり、「ウソだったら . . . どうなるか、わかっているでしょうね?」という事です。

ところが、今回のUCIに対する訴訟は、「ウソでした!」と言っているのと同じです。

ちなみに、文夫妻の税金申告に対して責任を与えられていたのは、先日、韓国史上最高額の外国為替法違反の罰金を言い渡された、金孝律氏だったはずです。金孝律氏は最高幹部、文夫妻の側近として、最高の権力を振るってきましたし、ヨイド裁判、UCI裁判も十分に詳細を知って、文夫妻にアドバイスしていたはずです。

なぜ、文夫妻にダンベリーを繰り返させることになる可能性を認識しながら、UCI裁判を起こさせたのでしょう?それとも、全くわかっていなかったのでしょうか?

問題はこれだけではありません。次回にしましょう。

・・・・・・・・・

UCI裁判(3)

2013-01-06 01:08:04

UCI裁判に関連して継続します。

統一教会の主張は、UCIが文先生によって設立されたTrustであり、文先生と教会のコントロールの下にあったのに、反逆した、と言っています。

さて、文先生が用いてた専用機はUCIの下にありました。だから、「UCIが文先生に専用機を使わせない!」と、統一教会のリーダーは言ったのでしょう?

専用機がUCIの下にあり、文先生がUCIというTrustをコントロールしていたのなら、「専用機は文先生のコントロールの下にあった」という事になります。

自分のコントロールの下にある専用機を用いたら、それはその個人の収入になり、税務局に申告しなけらばなりません。ところが、今までは、「文先生のコントロールの下に専用機はない」という前提で、米国税務局に申告していないはずです。

文先生は、たった7千ドルの税金申告漏れと脱税で、ダンベリーに行ったのです。専用機の申告漏れは膨大な金額です。

これに似た申告漏れは、UCIが文先生と統一教会のコントロールの下にあるのなら、文夫妻が宿泊する施設など、様々に発生します。

米国の税務局には、裁判に目を光らせて、申告漏れを見つける係りの人達がいます。UCIに対する訴訟は、こうした人達にネタを提供することになるのです。

米国では、オバマ大統領の続投となりましたが、これも統一教会にとって、かなり大きな意味を持つ事になるかもしれません。

「財政の崖」問題でもめた米国ですが、オバマ大統領は富裕層への増税、教会を含め非課税団体や牧師への優遇の見直しなどを政策にしています。

米国における統一教会のイメージは、お金持ちの牧師の下にあり、ビジネスをやっている「教会」です。オバマ大統領は「左より」ですが、統一教会はワシントン・タイムズで「右より」と思われていますから、オバマ大統領にとっては潰してもかまわない相手でしょう。オバマ政権にとって、格好の標的になり得ます。

UCI設立当初からTrustであった、と統一教会は主張しているわけですから、過去の日本からの送金全てが問題に引っ掛かる事になります。ちなみに、日本の教会は、「米国に送金しても、米国の新聞社をコントロールしていない」とういう立場を米国政府に表明してきたはずです。米国には、国益に関わる事への、外国の影響を退けるシステムがあるからです。それが、Trustの主張でひっくりかえる事になります。

韓国ヨイドで、統一教会はあらゆるでっち上げをしても、訴訟に勝とう、訴訟を長引かそうとして来たが故に、沢山の情報がおおやけになりました。

米国のUCI訴訟でも、統一教会は、あらあゆるネタを法廷に持ち込んで、訴訟に勝とう、訴訟を長引かそう、とする事でしょう。すると、ネタはもっともっと税務局に流れる事になります。

例えば、「UCIがTrustである事を税務申告で証明するように」と法廷で求められたら、どのような記録が裁判記録として公表されるでしょうか?自分がUCI側の弁護士だったらと想像しても、ありとあらゆる法廷戦略が浮かびます。

本物の弁護士は、すさまじいはずです。訴訟に勝つことが仕事の人達ですから。英語圏では「Eaten alive」、つまり、「生きたまま食い殺される」という表現がされる事が、日本語圏より多いのですが、基礎がしっかりしていない訴訟は、逃げ場のない、おりのような場所で「Eaten alive」される事になります。

私がこのブログで多少書いても、米国への影響は微々たるものです。しかし、米国の法廷記録は違います。そのまま証拠になります。

もともと、UCI裁判の根拠のTrustは、訴訟を起こすための「作り話」ですから、根拠のないものです。しかし、その「作り話」が引っ張り出す問題は巨大になる可能性を持っています。

統一教会のリーダーは、本当に文夫妻を気遣っているのでしょうか?日本統一教会を気遣っているでしょうか?

私には到底、そうは思えません。

・・・・・・・・・・

UCI裁判(4)

2013-01-07 00:25:49

裁判問題に関して継続します。

統一教会の皆様、文先生は、この世の法律に関する専門家だったでしょうか?もちろんそうではありません。

では、裁判の結果を予知できたのでしょうか?文仁進元会長の不倫と私生児出産の問題もご存じなかった文先生が、裁判の結果がわかったでしょうか?

では、文先生は、自分の息子を法廷に訴えるような人だったでしょうか?違います。一般社会で、自分の息子を法廷に訴えるような父の事を何と呼びますか?文先生がそのような人だったのですか?

では、なぜこのように統一教会でヨイド裁判、UCI裁判、などを初めとして、世界で20近い裁判が起こされたのでしょうか?それも、次々と統一教会が敗訴する裁判を?

これらの裁判につぎ込まれるお金は、年間30億円から60億円くらいは掛かるでしょう。目的はただ一つ、文家の長男を潰すためであり、結果として、次々と敗訴し、文先生の評判は地におちる、のです。

このような裁判が起こされたのは、文夫妻の事も二の次、日本の教会員の苦労も血肉も二の次と考える人達が、裁判を勧めた、と見えます。

ヨイドの一審判決の前、統一教会の本部は、前祝をしました。それで敗訴がショックでした。そして、二審判決の前にも、前祝をしました。そしてまた敗訴しました。もともと勝てる見込みが無いのに、勝てると思い込むほど、自分達自身に酔っていたのかもしれません。日本の教会員もそこに巻き込まれました。

UCI裁判も同じです。勝てる見込みがないのに、「勝てる」と吹聴しています。それは完全破滅の道である可能性が高いでしょう。結果は、ヨイド裁判のように嘆きだけで終わるのではありません。敗訴して嘆いている間もなく、第ニのダンベリーに巻き込まれるかもしれません。

ヨイド裁判も、UCI裁判も、文夫妻の事も、日本の統一教会員の苦労と血肉も、二の次だった人達が、自分達の目的と利益の為に、文夫妻を説得して行ってきたものだ、と私は思っています。

では、その人達は責任を取ることができるでしょうか?できないでしょう。

例えば、「長男が母を訴えた」という評判を作ろうと画策して大金を専用機会社から韓国に送金した御二人、金孝律氏と朱東門氏は、韓国の検察から背任で既に訴えられ、有罪で投獄になれば、格子の向こう側の人になります。それもそんなに遠い将来ではないかもしれません。

金孝律氏が、文夫妻の税金申告をしっかりしなかったから、第二のダンベリーが起きたと騒いでも、既に牢屋の中にいる人を責める事になるかもしれません。もちろん、どんなに投獄されても、その人の個人の救いはいずれは開かれる道があります。

しかし、問題に引き込まれる人達の数は、大変なもので、皆がドブに突き落とされるような事になります。真実は、この世でか、あの世でか、いずれはわかる時が来るでしょう。しかし、文先生をそそのかして、原因を作った人達を責めるより、その人達を許し、自分自身に対して、「なぜ文夫妻を守らなかったのか?なぜ、全てを破壊し滅茶苦茶にする事に協力してしまったのか?」と問いながら、不足を嘆く道を行かざるを得なくなるかもしれません。

統一教会を待っているかもしれない悲劇が見えるでしょうか?私の言っている事の意図が見えない方達もいるでしょうが、助け舟を出しているのがわかる方達もいるでしょう。もし、そうでなければ、もっと詳しく具体的に書いているでしょうから。

でも、一方、「文夫人を第ニのダンベリーを送ってはならない」と言っているのに、何もしないとすれば、それは何を意味してしまうのだろう、知る事も出来ず何もしなかったのより、もっと悪い事になるのではないか、とも憂慮します。

引用:パシセラのブログ

http://ameblo.jp/pacificera/entry-11443705739.html

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Part 1 信頼が完全に崩れた

4. 専用機は飛ばさないのではなく飛ばせない
1)UCIに対する誤った偏見を正す
2)真の父母様専用機に対するWTA社長リチャード•ペレアの解明

第4章 あふれ出た法律訴訟

4. 父と息子の戦いへと追いやるUCI訴訟

1)文亨進会長によるUCI文顯進会長への手紙
2)文亨進会長の手紙に対するUCIの返信
3)財団と教会が秘密裏にUCI訴訟を準備してきた事実の暴露
4)UCI訴訟が統一家全体に及ぼす影響

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投稿者: : 2013年1月7日 投稿先 解説・概要

 

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