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9.真の家庭の収拾が先だ

 金ヨンソン

<初めに>

キリスト教の聖書に、「むしろ、あなたが冷たいか熱いかであってほしい」という要旨の聖句がある。

この聖句の本意は、事案に対する立場表明をはっきりとしなさいという意味もあるだろうが、これでもなくあれでもないという中途半端な立場を取りながら、事態の推移を見て自分に有利な方の肩をもつ灰色分子(所属または思想的な傾向がはっきりしない人)を軽蔑するという隠れた意味があったということを、私は最近、統一家が混乱の事態を迎えて胸痛く感じている。

むしろ熱い、冷たいという立場を取る人は、先験的な偏見と憎悪を中心とした私的な意図がない時、真実の側に立ちやすいとみる。本心で真実を追求する人たちは、一方的な情報の注入によって冷たいか熱いかという立場を取ったとしても、ある日、真実を知るようになった場合には、振り返ることなく真実の側に立つようになることを、歴史を通して私たちはたくさん目撃してきた。使徒パウロも、それに該当する人物だと思う。

このような脈絡において、私は教会指導部を支持する兄弟や、顯進様を支持する兄弟たちに、果たして真実を切望しているのか、まず自問してみることを勧める。私も同様だ。頭脳の回転が速い人は、統一家の混乱に対する沈黙を守ることが、一番安全だと判断するだろう。数多くの人に出会ってきた。会う人々皆、共通した反応は、「私はこちら側でもあちら側でもない。争いに関わるのは嫌だ」というのだ。しかし、いわゆるこちら側の味方にもならず、あちら側の味方にもならないという兄弟たちは、真実と正義、公義の価値を追求する人生なのかどうか苦悩してみろと忠告したい。

私はある指導者と論争をしながら、ボンヘッファー牧師の例えを挙げて、公人としての「正義」に対して言及したことがある。今日、もう一度ボンヘッファーの例話を挙げて、統一家の指導者たちの摂理的良心に訴えようと思う。ボンヘッファー牧師は、ヒットラーのナチ統治下において95%の牧師がナチを支持する体制の中で、ナチに正面から挑戦した。そして、ナチによって39歳で処刑された。ボンヘッファーは処刑を前に、このように絶叫した。

「もし狂った人が車で人道を走ろうとしたら…牧師である私は、ただ車に轢かれて死ぬ人たちのために葬式を挙げて祈祷しなければならないのか。あるいは、車に上がって、狂った人からハンドルを奪わなければならないのか。あなたならば犠牲者のために祈祷するのか。あるいは、狂った人に向かって闘うのか」

「あなたが牧師として人を殺すことができるのか」という裁判長の言葉に、「今、一人の狂った人が大きなトラックで大通りを疾走している。私が牧師としてできることは、死んだ人たちの死体を集めて葬式を挙げることではなく、その狂った人を車から引きずり下ろして運転し、安全にどこかに置くことだ」と。ボンヘッファー牧師は法廷最後の陳述で堂々と語り、刑場の露と消えた。彼の年はわずか39歳であった。ボンヘッファーはドイツの神学者として、ドイツの95%の牧師たちがヒットラーの下手人になっていくドイツ教会に対抗して闘った教会闘争家でありながら、ヒットラー統治下に命懸けで平和を叫んだ平和主義者であり、信仰の安全を保障された米国で安住することを拒絶して、友人たちが引き止めるのにも関わらず、危険と苦難が待っている自らの祖国に渡り、ヒットラーの断頭台処刑で犠牲となったドイツの生きた良心として、彼らの自負心の象徴的人物となった。

ボンヘッファーは、95%以上の牧師たちがヒットラーを支持していたが、その主流に合流せず、真実一つを守り、暗闇の中の光になろうと殉教者の道を覚悟した、極めて少数の真実の側に立ったドイツの良心の表象であった。今日のドイツ教会は、このボンヘッファーの良心の基盤の上に立っている。

今日、統一家の混乱の中心に立っている教会指導部には、「真実の基盤の上に立っているのか、偽りの基盤の上に立っているのか」と訊きたい。私はこれまで、統一家の混乱の核心は真と偽の対決であり、摂理と反摂理の闘いであると判断した。それで、統一家の兄弟たちの知恵と分別力を通して統一家全体が生きる道を模索しようと一貫して主張してきた。全体が生きる道は、真と偽を分別しなければならない。み言を根拠として、摂理と反摂理を分別しなければならないと思う。

ある指導者は私を指して「卵で岩を潰す」(以卵撃石、不可能なことをやろうとすること)ような無謀さを、「それも、真の生命を担保として賭博のような危険千万な道に入った者」だと警告した。この指導者は、部分的にはは正確に表現したといえる。一介の食口の身分で教会指導者に問題を提起したこと自体が、「卵で岩を潰す」ような姿であるためだ。しかし、「賭博のような危険千万な道に入った者」という言葉は間違っている。「良心一つゆえに危険千万な道に入った者」というのが合っている。

顯進様側の兄弟たちは、正確には分からないがごく少数の二世の後輩たちが主流を成しているようであり、一世たちは真にごく少数であるようだ。私が接触したここの兄弟たちが所有しているのは、「良心と真実を、これ以上嘘によって踏みにじられるわけにはいかない」という執念以外には持っているものがない。GPF指導部は例外であろうが、その他の兄弟たちは、誰かの事務的な指示によるのではなく、各自が自分の考えで動いているようだ。土足で踏みにじられる時、彼らにできるのは、ただ殴られてやること以外はない。

21世紀の広く明るい世の中において、それも真理と自由と正義と公義を目印として人類救援を叫ぶ統一家の集団において、15世紀、中世時代の悪行と独善と蛮行を横的に見る思いだ。彼らは、ただ真実とその真実を叫ぶことができる自由を持っている以外はない。

しかし教会と財団側は、全てのものを所有している。真の父母様に侍ってきた。原理に通じたハイレベルの人的資源に溢れている。数十年にわたり、現場において神様とお父様に勝利の実績を奉献してきた歴戦の勇士たちが、いたるところに転がっている。食口たちも、99%は教会と財団の主管下にある。教会と財団は摂理的、行政的権限も持っている力ある組織だ。気兼ねすることなく、安心して、怖がることなく真実を迫害し、侮り蔑む。

教会指導部は、どんな歪曲した真実もお父様の権限で包み、教会機関を通して絶対服従のくびきをかければ、たとえどんな主張であろうと簡単に貫徹させることができる力と組織を全て持っている。それで、「卵で岩を潰す」というこの表現は合っていると言ったのだ。しかし、2012年10月現在、統一家の教会指導部は真実の側にいる者ではなく、力がある者たちの側で、歪曲を担保に真実を陵辱した者の立場に立っているのではないかと思う。

私は2009年には、統一家の混乱の深刻性をまったく認知できなかった。2009年1月15日に代身者、相続者の王冠が顯進様に行かず亨進様に行くのが意外だったと思う程度であった。それだけだった。実際、私はその頃、ご子女様たちの中で誰が相続者、代身者になっても関係ない立場であった。お父様が全てを分かって決めてくださるだろうと思っており、そう信じていた。そのため、亨進様のことを本当に心より深くお祝いした。他の兄弟たちも、私と思いは同じであっただろう。

そうしているうちに、2010年に初めて統一家の混乱が、尋常ではない葛藤であることを知るようになり、統一家の混乱の中心に真の家庭がいることが分かって当惑した。2011年3月頃から12月まで、統一家の混乱の核心を知ろうと執念と時間を費やし、統一家の混乱の核心人物である「顯進様」に対して調べてみるようになった。顯進様が、理由は分からないが、真の子女様たちと教会指導部によって嘘と真実の歪曲により、一方的に攻撃される立場にいらっしゃることが分かるようになった。

しかし、真の家庭の子女様たちが混乱の核心にいらっしゃったために、お父様が整理してくださることを願い、信じた。また一方では、毎日毎日、霊界で神様と興進様、大母様に随時、出会われる訓母様の役割に期待した。理由は、地上の真の家庭内で展開している惨憺さ、摂理的状況を見られて、興進様と大母様、忠母様、孝進様は、必ず真の子女様たちに、真実と虚偽を分別してくださる指示の一つくらいはなければならないと思ったからだ。

また、訓母様は常に「人生の真実」を強調してこられた方であり、随時、神様にお会いになり、霊界を主管される方であるために、興進様、大母様、忠母様、孝進様の念慮と指示を随時、受けたであろうし、公式的に指示を受けた事項を発表するだろうと考えた。そこで、地上のこの程度の問題など、簡単に交通整理がなされるだろうと固く信じた。霊界の数千億霊界人たちを解怨するより、人類救援のために真の家庭を整理するのが至急だと信じていたためだ。

もし訓母様が、2009年3月8日からお父様が聖和された2012年9月3日まで、神様が信頼する霊媒者として、興進様、大母様、忠母様、孝進様の念慮と指示を一度も受けられなかったならば、これまでの大母様の先祖解怨、先祖祝福の信憑性を疑わざるを得ない。大母様の解怨役事も、神様の摂理の一環だ。しかし、神様の摂理において、真の家庭を完全に守ることよりもっと大きな摂理があるだろうか。

2009年3月8日、束草・天情苑において、訓母様は全く同じ場所、同じ時間帯に起こった、全く同じ単一事項に対して、一つの口で内容がまったく反対の二つの言葉を語られた方という立場に立たれた。訓母様は、この都合の悪い真実に対しても、ああだこうだと一切、言及されない。もし訓母様が摂理全体を念慮される霊界メッセージではなく、制限された摂理環境のための悪い霊媒者としての役割に忠実であるならば、これまで成してきた霊界役事に対する普遍性と真実性が毀損される以外にないと思う。今後を注視するしかない理由だ。これまで真の家庭の葛藤に関して、訓母様は理由は分からないが沈黙を守り続けられ、2011年までお父様は、ずっと顯進様と郭錠煥会長を念慮される立場を取られた。

お父様が徹底して教会指導者たちに騙されていることを否定することができず、摂理と真実を守るために問題提起をするに至った。お父様は争いを防ぐためには、「正しい、間違っているを明らかにするように」というみ言を語られた。

「正しい、間違っていることの分別における専門家です。それで、サタンか神様かすぐに分かります。すべて見てみると、間違っていたというのです。だから推し進めるのです。それで、神様の正義を下して審判しなければならないというのです。二つの争いを停止させるためには、正しい、間違っているを明らかにしなければなりません。二つの集団になっているというのです」(み言選集 273-67、1995.10.21)

お父様は、争ったとしても、全体が生きることができる闘いをしなさいとおっしゃった。「闘うなというのではありません。二つとも良くなる時は闘うのです。一つが滅びる時は、闘ってはいけないというのです。恩讐になるために闘ってはいけないというのです」(み言選集 104-33、1979.3.25)

全体が生きることができる闘いは、真と偽を明らかにする闘いでなければなりません。真でなければ、誰も納得して従わないためです。痛みを与え受けたその動機が、すべて「摂理」のためにであり、「み旨」のためではなかったか。それで統一家は、悔い改める者はどんな人であっても許せない理由がない。だから納得して従った後、和合すれば皆、生きることができる。そうではないか。しかし、偽りの指導者たちは、摂理的な責任を果たさなければならない。その偽りの指導者たちは、お父様のみ言に絶対服従の道理を主張するだろうが、その絶対服従の動機が「み旨」を中心とした絶対服従ではなく、自己を中心として、天に絶対服従したのではなかったのか。私が言う責任とは、「自粛」という意味だ。単にそれだけだ。

こちら側にいる兄弟であれ、あちら側にいる兄弟であれ、偽りの指導者たちの被害者だ。偽りの基盤においては真実に侍ることができないという本然の天心に良心を預け、真実を求めて一つの場で出会うことができることを念慮する心で、兄弟たちに手紙を書いている。

今も信じられないことだが、2012年9月3日、お父様は聖和された。地上においてお父様と授受の回路を連結し、お父様の指示を受けることもできない立場だ。今や統一家に残された葛藤と混乱の問題は、祝福家庭の知恵と真実で解決していかなければならない。答えがない問題は存在しない。答えがなければ、問題は発生することもない。問題を解くためには、正確に分析しなければならない。2012年10月現在、統一家の摂理状況において、問題は一体、何であろう。

それは、お父様が90歳の生涯をかけて積んでこられた勝利的摂理基盤の名分と位相と実績を、統一家の偽りの指導者たちがひどく毀損させたことを骨身に染みて認識しなければならない。正直な憤怒を正しく起こすためには、問題分析は必ず必要だ。ここに、統一家の偽りの指導者たちが、大韓民国の勝利的摂理環境を焦土化させた具体的な状況を共に見てみることにしよう。現実は現実だからだ。これ以上、お父様をみすぼらしくさせないためにも、この摂理の桎梏と痛みを、私たちは知らなければならない。以下の事項は2009年以降2012年まで、偽りの指導者たちが統一家の摂理環境を焦土化させた戦利品を、ごく一部ではあるが整理してみた。

統一家の兄弟たちは、世の中のマスコミに露出した内容を鑑賞されることを願う。統一家の醜い、汚れた姿は、世の中の人がより正確に知っている。統一教人たちは、世の中の兄弟たちが知っている状況の5%も知らない。何も分かっていない。まったく知ろうともしない。でありながらも、まるですべて知っているかのように主張する。独善と無知の極地だとみる。教会指導部がそのように愚民集団をつくり、その愚民化作業は現在進行形だ。

<いわゆる、顯進様のブラジル事件>

2012年9月29日、私にE-mailで送った「統一教・文鮮明教主の長男の夫人であった洪蘭淑氏の告白」映像を送った者は、ソン・ヨンインという人だ。金大中政権の時、済州島・国政院支部長であった人物だ。今は保守側の代弁人としてその勢力が非常に強い人であり、一時期はシステムクラブのチ・マノォン博士の同士として、その人脈を活用した人だ。この人が私にE-mailを送ったのだ。おそらく、この人がこの映像を数千名に広めたことだろう。その程度の人脈がある人物だからだ。この映像を視聴した人には、真の家庭のPRは諦めなければならない。

真の家庭が、世間で最も悪徳な破倫家庭として、実際の状況を根拠として定罪されたためだ。演出した主人たちがお父様の実の嫁であり、お父様の実の娘であり、息子たちだった。映像は、ブラジルでの顯進様の件も末尾に出てくるのをみると、最近、意図的に制作されたものとみる。

今や仁進様の私生児の件も大韓民国の言論と放送に露出されるならば、真の家庭モデル的理想家庭が実際に事実として、国民の前に公開的に露出されるだろう。呆れたことには、このような具体的な、具合の悪い真実がマスコミやインターネットに露出されるだけされて、世間の兄弟たちは皆、知っているのにも関わらず、食口たちだけが知らない。

人類の真の父母、再臨主、メシヤ、万王の王であり、ソウル市内の道路上に真の父母の銅像をつくって市街パレードをし、クェンガリを叩き、太鼓を叩き、チャングを叩きながらメシヤが来られたことをソウル市民たちに誇った翌日、数日後に、お父様は世間の法廷に陳述書を提出された。50年(侍ってきた)首弟子がご自身を騙し、実の息子である三男を誘惑して財産を奪っていったので原状復帰してほしいという趣旨の陳述書だ。お父様も、ご子女様たちの法廷争いに加担された。財団と教会指導部は、摂理の縦的整列のための摂理的歩みだと強弁するだろうが、世間の兄弟たちはこの状況をどう判断するだろうか。

この法廷に所属した判事たちは、一日前、ソウル市内の通りで銅像を作り、デモをしながら、人類の真の父母だと叫んだまさにその人類の真の父母、主人公が法廷に提出した陳述書の内容を読んでみて、どんなことを思っただろうか。一言で、お父様を戯画化し、世間の笑い者とした摂理史の悲しい歪曲事件であり、お父様の位相をみすぼらしいものにした、反摂理的策略とみる。この状況に対して痛哭しないのならば、自分が統一教人であるかどうかを疑ってみなければならない。

2012年10月現在、真の家庭は世間の兄弟たちの前にどんな姿で立っているのか。

真の家庭の父母と子女が分裂した。父親が亡くなられたのに長子格の息子を遺族名簿から消し去り、世界に例を見ることができない破倫的蛮行を犯しながらも、恥ずかしいことも分からない家庭となってしまった。長子格のその息子が悲惨な心情で生涯にただ一度しかない聖和式に参加し、父親の前に参拝しようとするのも随行員が付いてきたと言いがかりをつけて防いでしまった。

真の家庭の子女様たちが財産問題で国内的に、今や国際的に裁判沙汰を起こしており、サタンとして定罪しながら争い合っている。また、様々な事情で国際的な破倫家庭と噂されるようになる危機にある。真の家庭の兄弟たちが、遠い異国、外国においてすら、兄を刑務所に入れようとして莫大な公金で裁判沙汰を行っている。真の家庭自らが、息子が脱線したと36家庭の先輩たちに虚偽のPRをしている。

人類の真の父母様が子女を相手に財産を求めようと、陳述書を裁判所にお父様の実名で提出した。米国裁判所の裁判では、顯進様と亨進様が証人席で、敵ならぬ敵として出会い、互いに相手を倒すためという立場で舌戦を展開する、とんでもない状況も予約してしまっているのだ。

人類の真の父母、本体中の実体であり、天地人真の御父母さま、神様であられお父様、お父様であられ神様の天地人真の御父母様の弟子たちは声を揃えて、人類の真の父母の息子をサタン、摂理の背信者、放蕩息子だと叫んでいる。

祝福家庭が自ら、真の家庭を憎悪し、破壊しようということに先頭に立っている。恐れ多くも祝福家庭が、真の父母様の直系の息子を「打ち殺せ」と極度の憎悪の叫びをなしても、何ら倫理的責任を問う者がいない。真の家庭の子女様たちは、祝福家庭によって、真の家庭の位相と尊厳さを、すべて喪失した方々として落とし退けられた。今や真の家庭の子女様たちを、誰も彼もがあからさまに悪く言う。真の家庭は世間の兄弟たちの前に、想像できないほど惨憺たるほど不幸なモデル的家庭の姿を露出させている。「統一されない統一教二世」とも皮肉られている。

私たちが真の家庭の混乱を克服できなかった事態において、世間の兄弟たちに統一原理が真理だと叫ぶことができるだろうか。統一原理のどこに、人間と神様の関係が奴隷関係だといっているのか。『平和神経』のどこに、父母と子女が、兄弟姉妹が血を流すほど闘えといったのか。『平和神経』が真理だと叫ぶことができるだろうか。八大教材-教本を通して拡大した真の家庭の理想を成すことができると主張できるだろうか。

人類歴史最初の真の家庭こそ、神様が計画してこられた人類の始祖格の真の父母の家庭だと堂々と主張することができるだろうか。人類がモデルとして標本としなければならないモデル的真の家庭だと誇らしく証言できるだろうか。頭がおかしくならない限りは、主張することができないと思う。

歪曲されたこの摂理の状況において、従来の私たちの主張を無責任に主張するのなら、これは、近くは私の氏族を欺瞞することであり、国民を欺瞞することであり、さらには70億人類を欺瞞することだとみる。一体、何の名分で伝道をしろと言えるのか。私たちが果たして、真の家庭をこの状態に置いて、世間の兄弟たちに真の家庭を救いのモデル的理想家庭だと主張することができるのか。主張するならば、通りすがりの犬も笑うことだろう。

今や世間の兄弟たちは、真の家庭のご子女様たちの法廷闘争に好奇心を持ち、目を光らせながら、皮肉る材料を再生産するため、我が世を手に入れたかのように小躍りすることだろう。今やヨイド聖地関連の結果が明らかである大法院の上告審が宣告されれば、またひとしきり世間のマスコミたちは大げさに騒ぎ立て、統一教批判者たちに良質の餌を提供するだろう。

この歪曲した摂理的状況において、真の家庭が完全に破綻するのならば、私たちは全世界人類の前に八大教材-教本は人格完成、家庭理想完成、万物主管性完成を成さなければならない人類の「必読書」だという主張をすることができるだろうか。

統一家の指導者たちが良識と摂理的良心がある指導者であるならば、限られた建物のスペースの中で基元節がいくらも残っていないと言って「全力投球、死生決断しろ」と声高にどやしつける前に、誰にも分からないように自らチラシを持って交差点に出て行き、1回でも伝道をやってみることを勧めたい。ネクタイをつけて、目のぱっちりした紳士たちを選んで「統一教会から来た」と紹介し、「文鮮明総裁が人類のメシヤ、真の父母であり、文鮮明総裁の家庭は真の家庭として全人類がこの家庭を通して救われなければならない」と情熱的に伝道してみることを願う。

「従って、文鮮明総裁は夜の神様として天上の真の父母様であられ、地上にいらっしゃる韓鶴子総裁は、神様の夫人として聖母であり、昼の神様として地上の真の父母様である」と、手を尽くして、確信と信念を持って情熱的に叫んでみることを願う。指導者たち自ら叫んでみずに、食口たちに叫べと強要する指導者は卑劣な者であり、卑怯な者であり、偽善者だ。指導者たちが、世間の兄弟たちから徹底して自ら体験してみてこそ、なぜ統一家の兄弟たちが摂理的情熱を失い、苦悩しているかを気付くことだろう。

次元の高い教えには、すべて「時」がある。その「時」になる前に、むやみに天倫の秘密を解釈すれば逆風に遭うようになる。夜の神様、昼の神様は、保管し、保存しなければならない教えであって、自己流に主観的に軽はずみに解釈して、百家争鳴式の論争の的につくってはならないとみる。夜の神様、昼の神様の教えの深奥なる教義は、周易と東洋哲学を貫通する背景知識を要する部分であるので、私たちの後世に優れた人材が現れ、摂理の一つの「時」を終結させるために解釈する時まで待たねばならない教えであると判断する。

み言の中心、縦隊が揺らぎ、真の家庭の位相と本然の価値が転倒したこの混乱した時代に、祝福家庭が果たさなければならない摂理的業務が何であるかということを苦悩しなけばならないと思う。

このまま、到底、座り込んでしまうことはできないのではないか。祝福家庭たちが最も早急に克服しなければならない摂理的課題が、真の家庭において創造理想を完成したモデル的理想家庭として完成回復させておかなければならない「真の種」が残っているかを、二つの目を見開いて検証し、探してみなければならない絶体絶命の摂理的責任を付与されているとみる。その道だけが、お母様、顯真様、國進様、亨進様をはじめとする真の家庭全体と統一家全体が生き残ることができる道であることを、なぜ分からないというのか。一体、統一家の兄弟たちは、いつまで迷妄に囚われているつもりなのか。私たちはそうだとしても、70億の世間の兄弟たちはどうしろというのか。

『原理講論』の序論に、個人でも組織でも、自体内に「矛盾性」を持つようになる時に、個人や組織は破滅状態に至ると、見事な結論を下している。2012年10月現在、私たち統一家は「矛盾性」を持ったのか、あるいは「合目的性」を持ったのか。私たちは原理的に発展するだろうか。あるいは、破滅するだろうか。

教会指導部に問う。今が死生決断、全力投球して伝道しなければならない時なのか。あるいは、真の家庭の位相の回復のために死生決断、全力投球しなければならない時なのか。狂った人に尋ねるのではない。「真の家庭」で人類救援を標榜した教会指導部に尋ねるのだ。まず、真実で、真の家庭を回復しなければならないのではないか。良心の痕跡でも残っているのなら、正直に正しく憤怒し、苦悩することを願う。

 

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